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ナチュラルエイジング通信(医療費)

2017.11.15
カテゴリー:院内通信

こんにちはさとう歯科医院

院長佐藤です。

 

お口の環境が悪化すると、医科医療費が高くなります。

 

残存歯と医科医療費の関係

様々な研究結果から、お口の環境と医科医療費が密接な関係にあることが分かっています。残っている歯が少ないほど、医科医療費は多く必要になり、歯周病がひどくなるほど、特定の医療費が多く必要になります。

例えば、『残存歯数・歯周炎の程度と医科診療費との関連(平成17年香川県における調査結果)』によると、残っている歯の本数が「0~4本」の人にかかる医療費は、年間約54万円。それに対して、残っている歯の本数が「20本以上」の人にかかる医療費は年間約36万円。1.5倍もの差が生まれます。金額にして年間18万円の医療費の差です。

 

たった18万円の差?

中にはたった18万円の差と思われた方もいらっしゃるかもしれません。ですが、日本は世界でもトップクラスの長寿国です。平均寿命は男性で約81歳、女性で約87歳です。残っている歯が少ない状況で生きれば生きるほど、金額の差は積み重なっていきます。10年続けば180万円に、20年続けば360万円にもなるのです。

恐ろしいことに、長生きすることが、支出のリスクをグングン高めてしまうのです。高齢になって高額な医療費を払うということは、貯金を切り崩すこととなります。あるいは、ご家族にお金を出してもらうことになるかもしれません。収入は現役で働いている時とは違うわけですから…。

歯の本数によって、医療費に大きな差が出るのは、お口の健康が体の健康に影響するからです。つまり、医療費がたくさん掛かり、寝たきり…などという生活が考えられるわけです。長生きが怖いそんな悲しいことにならないように、お口のケアは、ご自身だけでなく、ご家族を含めてしっかりしていきたいですね。

 

日頃からのお口のケアのご相談はぜひ、さとう歯科医院へ

院長佐藤達也

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