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ナチュラルエイジング通信(平均寿命)

2017.11.20
カテゴリー:院内通信

こんにちはさとう歯科医院

院長さとうです。

 

健康寿命を延ばすにはお口のケアが不可欠です!

 

延び続ける日本人の平均寿命

先日、2016年の日本人の平均寿命が厚生労働省から発表されました。簡易生命表のデータによると、男性が80.98歳、女性が87.14歳です。毎年この平均寿命は延びています。そして、世界に目を向けても日本人は長生きです。男女とも香港に次ぐ2位という長寿国なのです。

今年4月に公表された厚生労働省の将来推計人口によると、2065年には、男性で84.95歳、女性で91.35歳にまで平均寿命が延びると予想されています。皆さんは、この平均寿命を見て、前向きにとらえることができましたか?

 

単に長生きすることのリスク

ベッドで寝た切りの状態でも換算されています。認知症で社会生活に支障を来していても換算されています。このような生活を望ましい状態で無いと皆さんも思うのではないでしょうか?生きている楽しみが無いだけでなく、長生きすればするほど、莫大なお金が必要になります。

長生きをすること自体が家族を巻き込んだリスクになりかねません。平均寿命をこうとらえると、単に長生きすることは恐ろしいことだとも言えます。

 

健康寿命を延ばすことが重要

健康寿命という言葉をご存知ですか?健康寿命とは、人の手を借りなくても自立して生活できる期間のことです。この健康寿命を延ばしていくことが家族にも負担をかけず、楽しく人生を謳歌することに繋がるわけです。ちなみに日本人の健康寿命は最新のデータで、男性が71.2歳、女性が74.2歳です。そして、平均寿命から健康寿命の差は、人の手を借りなければ生活できない期間、介護が必要な期間と言えます。

日本人の場合、男性で約10年、女性で約13年もあるわけです。この期間は、世界で最も長いという恐ろしい事実があります。世界に誇る医療技術が、逆にあだになっていると言っても良いのではないでしょうか?

 

健康寿命を延ばすためにお口のケアを!

健康寿命を延ばすことは、要介護状態にならないことと同じことです。日本人が要介護状態になる最大の要因は、運動器の障害によるものです。筋肉や骨や関節という運動器が上手く動かせなくなり、介護状態になるということです。そして、この運動器の障害を引き起こすのは、実は、噛めないお口なのです。運動器を維持する栄養を取れなくなっていくわけです。

筋肉を維持するためには、良質なたんぱく質の摂取が必要です。特に動物性たんぱく質を摂るためには、お肉やお魚をしっかり食べる必要があります。奥歯が揃っていなければすり潰せません。犬歯が無ければ噛み切れません。

しっかり噛めるお口が、健康寿命を延ばすカギになってきます。噛みにくい、噛めない、今の入れ歯が合っていないなどの場合は、すぐ治療しなければ健康寿命を縮めます。早めに治療しましょう!今、お口の状態が良い方は、しっかりケアしていきましょう!

 

日頃のお口のケアはぜひ、さとう歯科医院にご相談下さい。

院長佐藤達也

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